はりねずみのがんも

2015年10月10日生まれのスタンダードの♂がんも 2016年4月10日生まれのアルビノの♀のしらたき その息子の2016年11月20日生まれのはんぺん♂ おでん一家の日常🍢

がんも再び尿糖。ファンコニー症候群?

今日は2週間前の尿検査で尿糖が出たがんもの尿再検査でした。

結果またしても±😰

尿検査のこの結果だけならまず糖尿病が疑われるのかな?

でもがんもは2週間前に血液検査をしていて血糖値は正常でした。

わんちゃんではこうした尿にだけ糖が確認された時に考えられる病気でファンコニー症候群というものがあるみたいです。

ファンコニー(ファンコーニ)症候群(Fanconi syndrome)という病気はもともと人間で定義されている稀な疾患で、腎臓の尿細管といわれる組織の機能不全によって生じる病気です。遺伝的な側面の強い病気であり、人間では多飲多尿を伴う脱水症、「発育の問題」やリン酸塩の不足から生じる小児の「くる病」、大人には骨軟化症や「筋力の低下」を生じるとされています。

犬でのファンコニー症候群はそのほとんどが特定犬種に遺伝的に生じるものであり、日本国内では飼育頭数の少ないバセンジーなどで発生しやすい遺伝性疾患として知られています。

ファンコニー症候群は腎臓の機能不全のひとつです。尿をつくる上で重要な近位尿細管でのしくみ、つまり「捨てられてしまったさまざまな物質を再吸収する」しくみが働かないことによって起こる病気です。

つまり、この病気では本来は尿にはほとんど排泄されないか制限されているような物質、例えばブドウ糖アルブミンなどのタンパク質、ミネラルや電解質、酸塩基平衡(体液バランス)をつかさどる重炭酸イオンなどの物質が尿に捨てられてしまいます。

つまり、ファンコニー症候群とは体にとって重要な物質の欠乏によって、生存に必要な機能を保てなくなる病気のことなのです。

ファンコニー症候群では体に必要なさまざまな物質の欠乏が起こりますが、この病気の本態は主に重炭酸イオン(HCO3- )の喪失による体液バランスの崩壊によって血液が酸性に傾く代謝性アシドーシスを生じるということです。この持続的な酸性化、アシドーシスによって進行性の腎臓へのダメージが蓄積されて尿そのものを生成できなくなる糸球体腎症による腎機能不全を引き起こし、多臓器不全を生じて死に至ります。

ファンコニー症候群の診断のきっかけになる症状の多くは飲水量や排尿に関する問題です。具体的には「水を飲む量が多い」、「尿量や排尿回数が多い」とか「尿が薄い」、失禁、脱水などがあげられます。

この病気では尿糖の影響で膀胱に細菌感染が起きやすいため、膀胱炎の治療の際や健康診断での尿検査で尿糖が見つかるということがきっかけになることもあります。

ファンコニー症候群ではその初期には多飲多尿に関する問題以外は正常なことが多く、特に健康問題がみられないことがほとんどです。しかしながら数年の期間を経て次第に病勢が進んできた場合には、体重減少や栄養不良などによる毛づや、皮膚コンディションの悪化などが次第にみられはじめ、疾患末期には虚弱状態に至ります。

ファンコニー症候群は「血液検査での高血糖を伴わない尿糖の出現」、腎性糖尿病や低比重尿(薄い尿)がみられる以外は正常であることが典型的です。一般的に過度な多飲多尿を伴うバセンジーでこれらがみられた場合にはまず疑うべき病気です。

ファンコニー症候群が疑われた場合には、その診断のために血液ガス分析器という専用の機器を用いた血液検査を行います。血液ガス分析では血液中の酸塩基平衡(酸・アルカリのバランス)を決める以下の項目を測定します。ファンコニー症候群の診断はもちろん、特に重要な重炭酸塩の補給の開始のタイミングやその調節などの維持・管理を行うために必須の検査です。

この前の血液検査では腎臓の数値も正常範囲内でしたが、この数値もある程度悪くなってからでないと異常と出てこないみたいです。

ファンコニー症候群かどうか調べるなら血液ガス分析をしないとわからないようですが、かかりつけの病院にはその専用機械がありません。

そしてもしファンコニー症候群の場合、手術とかで治るものではないみたいで遺伝的なものが多いみたいです。

水をたくさん飲んだりおしっこ多くなったりしてない?

と聞かれましたが私のわかる範囲ではそういったことはないと思います。

でも今日からはしっかり飲んだ量を測っていきます。

先生に正確に測るなら蒸発した分がわかるようにもうひとつ別に入れたお水と比べるといいよと言われたのでそうしてみます。

先生はファンコニー症候群ははりちゃんでは聞いたことないと言っていましたが、

そもそもはりちゃんはわかっていないことが多いし、

がんもみたいに定期的な尿検査と血液検査をしてる子がどれだけいるんだろう?

って考えたらもしこの病気の子がいても腎不全になるまで気づかず、具合の悪くなった時にはもう・・・

ってことがおおいんじゃないかなぁって思いました。

肝臓、腎臓やもちろんそれ以外もはりねずみや小動物は具合が悪いなと感じた時にはかなり悪くなってる時だろうから、

普段の様子を見てて

『元気』

って見えてもわからないことの方が多いんだろうな。

がんもも今は普段の様子を見てる限りは

ごはんも残さず(体重も目標体重になったので減らしていたごはんを元の量に戻しました)

ホイールも毎日3〜4時間平均。

見てる限りは多飲多尿は感じられず。

ですが、わからないですよね😭

まずは2週間後にまた尿検査です。

また糖が出てもまめに尿検査や血液検査して経過観察になるみたいです・・・

病院通いが終わらない我が家です😅💦

それでもいいから皆んな元気でいてほしいな。

先生に

『友達より先生の方がいっぱい会ってる😞

月に2回は会ってるー😞』

って言ったら笑われました😂

私が落ち込んでてもしょうがないので私にできることをしっかりやっていきたいと思います💪

あと数日で2歳だけど赤ちゃんみたいな寝顔💕

まだまだずっと一緒にいようね。

いつもありがとうございます😊

我が家はこうしてまめに病院で診てもらってなんでも早く見つけられるようにしていく方針でいきたいと思います。

すぐにではなくてもこうした積み重ねで遠くない未来にもっともっとはりちゃんの医療でわかってることが増えますように。

でもそうなるには珍しいペットじゃなくてメジャーなペットにならないと難しいんだろうな😢

とりあえずは今のかかりつけのお医者先生を信じて頑張っていきます!!

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